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線路脇の斜面崩落の影響により、JR北海道は函館本線の倶知安駅〜然別駅間で運転を見合わせています。(2021年4月7日22:45現在)
2021年3月31日(水)11:25頃、函館本線小沢駅〜銀山駅間の線路脇の斜面が崩れているのをJR北海道の社員が発見し、その後、詳細に調査した結果、幅約20m、斜面長約25mにわたり土砂が崩壊している箇所が確認されました。原因は、雪解け水の影響を受けて、斜面が不安定になったためと見られています。
現在、函館本線は倶知安駅〜然別駅間で運転を見合わせています(路線図は下図を参照)。復旧作業は4月2日(金)に着手していますが、斜面の高い位置にある土砂を除去する必要があるものの、雪解け水を含んだ土砂であるため作業効率が悪く、復旧には時間がかかるもようです。
運転見合わせ区間ではバスによる代行輸送を行っています。4月8日(木)〜16日(金)までの運転計画によると、下り倶知安駅発・小樽駅方面行の列車は倶知安駅〜然別駅間が代行バスによる運転となり、然別駅で列車に乗り換えとなります(一部を除く)。上り小樽駅発・倶知安駅方面行の列車は然別駅まで運転し、然別駅で倶知安駅行の代行バスに乗り換えとなります(一部を除く)。
代行バスの所要時間は倶知安駅〜然別駅間が約50分などとなっており、列車よりも時間がかかるため、通常どおりの接続ができない場合もあります(時刻表は下図を参照)。
JR北海道では、運転見合わせ期間は作業着手から少なくとも2週間は続くと想定しています。運転再開時期については改めて告知するとしています。